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週末の20世紀

ON: 2009年11月 4日 19:23
BY: RYU

先週末は20世紀な週末でした。

日曜日、『20世紀少年(第三章)』を観に行きました。
20世紀少年は浦沢直樹(漫画家)の書いた漫画が原作の邦画です。
(と言っても、実は原作はまだ読んでいないのですが)

まだ公開中(今週末までかな?)なので、ストーリーは細かく書けませんが、原作の結末と違うとのこと。
映画そのものの感想としては、「へぇぇ〜そういうオチか。。」という感じ。
印象に残ったのは、ケンジ(主人公)の乗ったホンダのカブ。
スーパーカブにエイプハンドルを付けて改造しているようでした。
ウィンカーも、足元のカウル(風よけというか)へ埋め込み処理していたように思います。
意識しての演出かどうかはわかりませんが、まさに日本のホンダが20世紀に生み出した、最高峰のプロダクト。
どこからかカブで現れる主人公。ガソリンスタンドなんてどこにあるの?っていう世界観ですが、カブの燃費を考えれば、かなり遠くからでも走ってこれるでしょう(笑)


20世紀少年鑑賞から遡ること24時間、土曜日の夜は、『This is it』を観ました。
This is itはマイケル・ジャクソンが予定していたロンドン公演の、リハーサル映像を纏めた映画です。
これは予想以上に素晴らしかった。

マイケルは20世紀を代表する世界的スター。
マイケルは20世紀を代表する世界的スター。
大事なことなので、二回言いました。


マイケルを「初めてマイケル・ジャクソンとして観た」のは5歳くらいでしょうか。
叔父がスリラーのビデオを持っていて、それを観たのが初めてです。
子どもすぎて、ダンスが凄いというよりも、とにかく怖かった。
(初めてのホラー映像かもしれません。当時、マイケル以外のダンスの上手い大人の存在を知らないので比べられない。)
ギリギリギチギチとオオカミ男に変身するし、ゾンビメイクで踊るし、とにかく怖かった。それでも、「オレンジの服がカッコいい」と思ったのを良く覚えています。
その後、『ムーンウォーカー』という映画で、「ゼログラビティbyスムースクリミナル」を観て、小学校5年生か6年生の頃に、親戚に連れて行ってもらった東京ディズニーランドで「キャプテンEO」を観ました。この頃のマイケルはとてもカッコ良かった。
そんなわけで、スキャンダルにまみれる前のマイケルの印象が強く、ちょっとだけマイケルのファンなわけです。

あぁそういえば、高校生の頃にバイトしていたスーパーでも、マイケルとジャネットの「スクリーム」のPVが良く流れてました。アレも当時はとてもカッコいいなと思いました。(MTVが流れるなぞのスーパーだったのです)

で、今回の『This is it』ですが、年齢も年齢(50歳)だし、まぁ消化試合的な感じなのかなぁと思っていたのですが、、、とんでもない。
マイケルはギュインギュイン動いて、ワ〜ワ〜歌ってました。まだまだ現役のマイケルのお姿がそこに。
ムキムキの若いダンサーと同じように動けてるように見えるので、とても死にそうには見えません。ほんとは生きてるんじゃなかろうか??

昔の映像では、バックダンサーが黒人の方ばかりだったように思うのですが、今回の映像では様々な人種の人が。
やはり時代が変わってるのだろうなぁと感じました。
これはおそらく、マイケルが変わったのではなく、時代が変わり世の中が変わったのだと思います。
そう、「20世紀から21世紀に変わった」ということです。

そんな20世紀な週末でした。

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