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焼き肉

ON: 2009年10月19日 09:46
IN: OTHERS
BY: RYU

先日、焼き肉を食べる機会がありました。
焼き肉屋さんに行ったのは、数年ぶりかも。。。
焼き鳥屋さんにはよく行くのですが。。
多摩川を渡った先だったのですが、それほど遠く感じませんでした。

予定にはなかったのですが、急に友人に会う事になったのです。
お茶して解散しようかと思ったのですが、二人ともまだ時間はあるとのことで、友人宅の近くにある焼き肉屋さんへGo。
人が並んでいるお店で結構な盛況ぶりでした。


付き合いは長くて、もう10年くらいになるでしょうか。
焼き肉を食べながら、いつもはしない専門学校時代の昔話に花が咲きました。
(話に花が咲くって表現のある日本語って、なんだか凄いな)


その中で、僕が作ったポスターの話をはじめました。
専門学校では、クラスが二つに分かれていて、彼と僕は別のクラスだったのですが、「イベント・催しものの告知物を作る」という課題があり、クラスを超えてプレゼンする機会があったのです。お互いの作品を初めて見る機会でした。
その時の、僕の作品のことをよく覚えている、と彼は話してくれました。

当時の僕はまだ尖っていたので(笑)、課題に対してのアプローチも少し尖っていました。
当時の年齢を考えると、「尖ったアプローチ」と「枯れた表現」をする僕の作品に「少なからず衝撃を受けた」と彼は話を続けました。
「凄いやつがいる」と思ったと同時に「もっと若さのあるものを作れるようになれば、もっと良くなるのに」と感じたそうです(笑)
これは非常に的を得た感想です(笑)

僕の能力を「凄いと感じたんだ」と彼は言いますが、こちらのやっていることを理解出来る彼にも、とても高い能力があるように思います。

しかし、なにより嬉しかったのは、もう10年近く前のことを昨日のことのように思い出して話してくれたことでした。
正直な話、そのとき、周囲の同級生達がどんなものを作っていたのか、僕は思い出せません。
(10年も経っているのだからそれは当たり前のことのように思います)
なのに彼は、「とても凄いモノを見た」と細かいところまで覚えているのです。
ビジュアルがどうだったということだけでなく、プレゼンしたコンセプトまで記憶していました。
話を聞いているうちに目頭が熱くなってしまい、グイッとビールを飲みました。
僕に対しての評価と期待を、とてもありがたく感じます。

「男だから」「女だから」という分け方は嫌いです。
しかし、「期待に答えられないようでは、男じゃねぇ」という気もします。

「他人の評価」というレベルなら、どうでもいいことだと思うのですが、「誰かが自分を通して夢を見ている」のであれば、それに答える努力をすることは、とても価値のあることではないでしょうか。
これは、どこでどう線引きしたらよいのでしょう。

とにかく、自分のことを理解して
(また理解しようと努力してくれる)、
そして、評価してくれる友人がいるということは、とてもありがたく感じます。

今年も残り少なくなってきましたが、頑張りましょう。

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