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ずっと違和感があったこと

ON: 2008年6月 8日 15:26
BY: RYU

エコブーム。空前のエコブーム。ナウです。エコ。

良い事だと思います。環境問題について考えることは。
しかし、「エコがナウだぜ」的な世間の盛り上がりには少し違和感がありました。

僕の乗っている車は、現代の車と比べると古い車です。小さいのにハイオク仕様。
で、現在のエコブームの中、「そんな古い車乗りやがって、ハイブリッド車とかにしろや」というようなことをいう人もいます。

しかし、新しいものを製造する場合、製造すること自体がエネルギーを消費するということを世の中的には無視しているのでは?と思いまして、「クラシックカーなんかに乗る僕はクズです。すいません」という気持ちとともに、若干の違和感も持っていました。


「新型プリウス」よりもエコな「中古車」、米国で人気
http://wiredvision.jp/news/200806/2008060322.html

ガソリン1ガロン[約3.8リットル]当たりのエネルギーが約119メガジュールなので、プリウスはショールームにたどり着くまでに1000ガロン[約3800リットル]のガソリンを消費していることになる。これをいわゆる「炭素の負債」と考えると、プリウスを約7万4000キロメートル走行させなければ清算できない数字だ。 だが、この負債を簡単に回避できる方法がある。中古車の購入だ。中古車なら炭素の負債はすでに返済されている。 といっても、中古車なら何でもいいというわけではない。条件は燃費のいい車だ。たとえば、トヨタの1995年型『ターセル』の場合、市街地の走行でリッター当たり約11.5キロ、高速道路で約14.9キロの燃費を達成している。炭素の排出削減量でプリウスが10年前のターセルに並ぶには、約16万キロも走らなければならない。

詳細はワイアードビジョンを読んで頂くとして、上記のような考え方もあるということです。
プリウスを一生乗り続けるくらいの覚悟であれば、環境問題に一役買えそうです。

7万4000km走行する前に、買い替えをする日本人って多い気がします(データには基づいてませんよ。)
今乗ってる車を修理して使用することで、新しいモノを製造しないという考え方も悪くはないのではないでしょうか?

「まだ乗れるけど、買い替えたよ」というエコをアピールしたCMがありますが、もはや意味がわかりません。


と言っても、お金に余裕があれば、僕も新しい車を買うかもしれませんよ。
いや、お金に余裕があれば、今乗ってるポンコツを完璧な状態に修理するかな?

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