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義理人情

ON: 2008年4月 8日 18:29
BY: RYU

お仕事は義理人情でするもんではないですけど、やはり仕事をいただけるのは凄くありがたく、義理人情を感じますね〜。

近頃は特に義理人情を感じることがあります。
仕事を進める上で、ちょっとした気遣いが非常にありがたく思います。

良くも悪くも、後ろ立てが一切ない状態で活動していますと、気楽で良い面もありますが、発注者からして大した位置づけでない立場でもありますから、相当いい加減な対応をされてしまったりもします。

例えば、デザインのサンプル提出やMTのインストール、プラグインのインストールなどの作業をしても一年以上連絡無しっていう発注者もいます。
「そんな馬鹿な〜」と思う人もいるでしょうが、実際にあるんだからしょうがない。
案件自体が休止になっても連絡くらい貰っても良さそうなもんですが。そういうところに限って、別ラインで制作やってたりもします。
そういう場合は、稼働分だけでも請求したいですが、連絡をいただけない時点でお金を払う気はないという事が容易に想像できますから、連絡して交渉(返事があるかどうか自体怪しいですから)という時間をとられることそのものに時間を使うわけにはいきませんし。。。

個人事業主なので、そういうところからの案件は二度と請けないっていう選択肢はあるのですが、まぁ今後の付き合いもするつもりがなくなったので、連絡せずに仕事中断ってことになるのでしょう。どちらにしろ、既に稼働で発生した赤字は回収できないのです。困った問題です。。
基本的に、納品後にお金をいただくことが多いですから、依頼を請ける返事をした時点で、発注者さまを全面的に信用するしかないのです。

発注者からみると、僕のような個人にお仕事を発注する場合、大抵は小額の案件なんだと思います。どうしても取引額が小さい案件=後回しにしても良い案件という感覚なんでしょうか?
自分に対しての対応=相手からみた自分の位置づけに他ならないので、大した仕事が出来ていない=依頼者も適当な対応になってしまうのかもしれません。精進あるのみ。

とかなんとかいいながらも、基本的には、発注者さんには恵まれているなぁと感じます。
(もっとお金貰えるとすごく恵まれているなぁと感じますよ!)

『魂を失わずにグラフィックデザイナーになる本』という本を最近買いましたが、やはりクライアントを選べって書いてあります。
現実はそんなに簡単にはいかないですけどね。
お金も重要なんですが、良いクライアント(優秀なクライアント)・誠実なクライアントに対して、誠実なデザイン活動で答えることがデザイナーの使命なのかもしれません。

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