カテゴリー


最近の記事


月別アーカイブ


漫画とかアニメとか(ガンダム)

ON: 2008年4月 6日 18:22
BY: RYU

ガンダムシリーズは、作品によって品質にばらつきがあるような気はしますが、骨格がしっかりしてるのか、どれも魅力的ですよね。
しかし、やはり1stシリーズが一番深い気がします。

"重力(色々な意味で)から解放されることで、人間は誤解無くわかり合えるようになるかもしれない"

っていうテーマだと理解しています。
どんなテーマでも、それを適切に表現する良いデザインがないと、深く伝わらないと思いますが、1stシリーズのガンダムでは、その辺りの表現のバランスが良いのではないかと思います。
なんでもバランスということで。。。

1stシリーズの根強い人気を分析する際、「それまでなかったリアルなSF表現」などがよく取り上げられます。ガンダムのビーム兵器がエネルギー切れしたり、大気圏突入でザクが燃えちゃったり。。。空を飛べない巨大ロボットとか。。。
たしかに、そういった設定のリアルさとかで、メカのデザインもそれまで無かったデザインとして取り上げられます。

僕もそう思います。でも、1stシリーズの本当の魅力は、キャラクター設定にあるのではないかなぁと思います。現代のアニメではガンダムに限らず、美少年美少女が話の中心に置かれていて全くリアリティがないです。<リアリティを求めるなよって言われそうですが。
感情移入しにくいんですよね。現代のアニメは。

1stシリーズは確か70年代後半(78年かな?)に制作されたもので、当時のキャラクタ設定の受け入れられ方はリアルタイムでは知らないのですが、キャスバルの兄と妹以外はリアルな設定ではないかと思います。チビ、デブ、中年のオッサン、すねて脱走する主人公。
普通の人(キャスバルの兄と妹は普通の人ではない)が、不条理に戦争に巻き込まれていくっていう設定にガチッとハマった凄いデザインだなぁと感じます。
そこに商業的な要素としてMSのデザインとかが放り込まれていて、作品としてのバランスが長く評価されているのではないかと思います。


ガンダムシリーズ最新のアニメ
「ガンダムOO(ダブルオー)」

いわゆるファーストシリーズ
機動戦士ガンダム 劇場版